送り状連携設定:B2編

送り状連携設定は大きく2つに分かれます。


なお、本設定作業はシステム管理者権限ユーザーでのみ実施可能です。


紹介している内容は「B2 Ver 7.12 / 基本レイアウト」にて動作検証しています。

配送予定データを出力(エクスポート)する為の設定手順

配送予定データ設定は、配送予定データを出力(エクスポート)する為の設定です。
各送り状ソフト向けのテンプレートファイルを取り込んだ後、自社に合わせて変更します。

テンプレートファイル取り込みまでの手順

  1. B2用のテンプレートファイルのダウンロード
    こちらをダウンロードし、展開して下さい。

  2. 対象機能の確認
    「対象機能」とは、配送予定データの元となる本サービス内の伝票です。
    出荷引当伝票・出荷実績伝票のいずれかとなります。
    伝票毎にテンプレートファイルは異なりますので、以下のマニュアルを参照して、自社の対象機能をご確認下さい。
  3. テンプレートファイルの取り込み
    [ツール]→[その他管理者設定]→[配送予定データ設定]より、配送予定データ設定画面を表示します。
    配送予定データ・配送番号反映設定画面が見当たらない時はこちら
    [新規]ボタン押下後、[インポート]→[レイアウト定義インポート]より、自社の対象機能のテンプレートファイルを取り込みます。

設定内容の変更

取り込んだテンプレートファイルの内容を、自社に合わせて変更します。
主な変更ポイントは以下の通りです。

  1. 定義名、対象発送区分、日付形式、項目行、本定義の使用
    ・「定義名」
    本設定を呼び出す際や、設定を利用して配送予定データをエクスポートする際に使用します。
    他の設定とは異なる名称として下さい。
    ・「対象発送区分」
    設定すると、発送区分の一致した伝票が出力対象となります。
    複数の送り状ソフトを使い分ける時などにご利用下さい。

    ●ネクストエンジンをご利用の方へ
    ネクストエンジンでは、「発払い」か「代引き(コレクト)」によって発送区分が分かれますので、発払いとコレクトの2つの設定が必要となります。
    発払いの場合は、発送区分 20 = B2(発払い)ですので、対象発送区分に「20」を設定して下さい。
    代引きの場合は、発送区分 21 = B2(コレクト)ですので、対象発送区分に「21」を設定して下さい。

    ・「対象機能」「日付形式」「項目行を出力する」「本定義を使用しない」
    変更しないでください。


    以降、明細設定です。
    右側の在SC-項目種別/在SC-項目内容を適宜変更します。
  2. お客様管理番号(No.1 お客様管理番号)
    「お客様管理番号」には、在庫スイートクラウド(以後、在SC)の「伝票番号」または「元伝票番号」を設定します。
    以下のマニュアルを参照し、どちらを設定すべきか確認して下さい。

  3. 送り状種別
    テンプレートでは、以下の内容となっています。
    特に問題なければそのままとします。
    [No.2 送り状種別)]=[ヘッダー/送り状種別(拡張)]

    ●ネクストエンジンをご利用の方へ
    発払い(対象発送区分に「20」)の場合は固定値「0」を設定して下さい。
    代引き(対象発送区分に「21」)の場合は固定値「2」を設定して下さい。

  4. 便種関連
    テンプレートでは、以下の内容となっています。
    特に問題なければそのままとします。
    [No.3 クール区分)]=0(通常)
  5. 出荷予定日、お届け予定(指定)日、配達時間帯
    これらの項目はテンプレートの内容を変更しないで下さい。
    [No.5 出荷予定日]=[ヘッダー(送り状用)/出荷予定日(空の場合はシステム日付)]
    [No.6 お届け予定(指定)日]=[ヘッダー/納期]
    [No.7 配達時間帯]=[ヘッダー/時間指定(NE)]
  6. お届け先関連情報
    テンプレートは、B2のお届け先に在SCの直送先を設定しています。
    在SCの出荷先をB2のお届け先にする場合は変更して下さい。
    なお、お届け先コードは空のまま変更しないでください。
    ※B2の桁数等は「B2 操作マニュアル 送り状発行データ(入出力用)」参照

    ●住所の最大文字数について
    在SCの直送先(または出荷先)の住所1と住所2が、B2のお届け先住所とお届け先住所(アパートマンション名)に対応します。B2の各項目の最大文字数を超えない様に、在SCの直送先(または出荷先)の住所1、住所2にデータをセットして下さい。

  7. ご依頼主関連情報
    ご依頼主の電話番号、郵便番号、住所、名称を固定値で設定します。
    なお、お依頼主コードは空のまま変更しないでください。
    ※B2の桁数等は「B2 操作マニュアル 送り状発行データ(入出力用)」参照
  8. 品名関連情報
    必要に応じて固定値で設定して下さい。
  9. コレクト代金引換額
    これらの項目はテンプレートの内容を変更しないで下さい。
    [No.34 コレクト代金引換額(税込)]=[ヘッダー/代引金額]
  10. 出荷個数(発行枚数)
    固定値で設定します。
    特に問題なければ1のままとします。
    ※空欄の場合、B2は1として取り込みます。
  11. ご請求先顧客コード
    B2に登録されているご請求先顧客コードを設定してください。
    ご請求先顧客コードが分からない場合はヤマト運輸へお問い合わせ下さい。
  12. その他
    必要があれば固定値で設定して下さい。
    特になければ空欄のままで結構です。

変更が終われば、[登録]ボタンを押して設定を保存して下さい。


B2上でも内容は修正可能です。
データ連携で指定出来ない内容がある場合は、B2上で修正し運用して下さい。


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発送番号を反映する為の設定手順

配送番号反映設定は、送り状ソフトの発送実績ファイルから、在庫スイートクラウドの出荷データに配送番号を反映する為の設定です。
[ツール]→[その他管理者設定]→[配送番号反映設定]より、配送番号反映設定画面を表示します。
配送予定データ・配送番号反映設定画面が見当たらない時はこちら

B2向けには、以下の説明に沿って設定して下さい

  1. 定義名
    本設定を呼び出す際や、設定を利用して配送番号反映を行う際に使用します。
    他の設定とは異なる名称として下さい。
  2. お客様管理番号-在SC項目
    「伝票番号」または「元伝票番号」のうち、配送予定データで出力した内容を設定します。
  3. お客様管理番号、配送番号、1行目無視
    ・お客様管理番号=1
    ・配送番号=4
    ・1行目無視=OFF


設定が終われば、[OK]ボタンを押して保存して下さい。


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