送り状連携設定:e飛伝Ⅱ編

送り状連携設定は大きく2つに分かれます。


なお、本設定作業はシステム管理者権限ユーザーでのみ実施可能です。


紹介している内容は「e飛伝Ⅱ / 標準パターン取込レイアウト」にて動作検証しています。

配送予定データを出力(エクスポート)する為の設定手順

配送予定データ設定は、配送予定データを出力(エクスポート)する為の設定です。
各送り状ソフト向けのテンプレートファイルを取り込んだ後、自社に合わせて変更します。

テンプレートファイル取り込みまでの手順

  1. e飛伝Ⅱ用のテンプレートファイルのダウンロード
    こちらをダウンロードし、展開して下さい。

  2. 対象機能の確認
    「対象機能」とは、配送予定データの元となる本サービス内の伝票です。
    出荷引当伝票・出荷実績伝票のいずれかとなります。
    伝票毎にテンプレートファイルは異なりますので、以下のマニュアルを参照して、自社の対象機能をご確認下さい。
  3. テンプレートファイルの取り込み
    [ツール]→[その他管理者設定]→[配送予定データ設定]より、配送予定データ設定画面を表示します。
    配送予定データ・配送番号反映設定画面が見当たらない時はこちら
    [新規]ボタン押下後、[インポート]→[レイアウト定義インポート]より、自社の対象機能のテンプレートファイルを取り込みます。

設定内容の変更

取り込んだテンプレートファイルの内容を、自社に合わせて変更します。
主な変更ポイントは以下の通りです。

  1. 定義名、対象発送区分、日付形式、項目行、本定義の使用
    ・「定義名」
    本設定を呼び出す際や、設定を利用して配送予定データをエクスポートする際に使用します。
    他の設定とは異なる名称として下さい。
    ・「対象発送区分」
    設定すると、発送区分の一致した伝票が出力対象となります。
    複数の送り状ソフトを使い分ける時などにご利用下さい。

    ●ネクストエンジンをご利用の方へ
    ネクストエンジンでは発送区分 13 = e飛伝Ⅱですので、対象発送区分に「13」を設定して下さい。

    ・「対象機能」「日付形式」「項目行を出力する」「本定義を使用しない」
    変更しないでください。


    以降、明細設定です。
    右側の在SC-項目種別/在SC-項目内容を適宜変更します。
  2. お客様管理番号(No.1 住所録コード・No.9 お客様管理ナンバー)
    「お客様管理番号」には、在庫スイートクラウド(以後、在SC)の「伝票番号」または「元伝票番号」を設定します。
    以下のマニュアルを参照し、どちらを設定すべきか確認して下さい。
    e飛伝Ⅱのお客様管理番号は、「住所録コード」と「お客様管理ナンバー」です。
    [No.1 住所録コード]と[No.9 お客様管理ナンバー]に、[ヘッダー/伝票番号]または[ヘッダー/元伝票番号]を設定します。(両方同じものを設定)

  3. お届け先関連情報
    テンプレートは、e飛伝Ⅱのお届け先に在SCの直送先を設定しています。
    在SCの出荷先をe飛伝Ⅱのお届け先にする場合は変更して下さい。
    なお、e飛伝Ⅱの住所項目は全角16桁・全3項目、お届け先名称項目は全角16桁・全2項目です。
    住所なら[ヘッダー(送り状用)/・・・住所(全16・16・16)・・・]
    名称なら[ヘッダー(送り状用)/・・・名称(全16・16)・・・]
    と表記されているものを設定して下さい。
    ※e飛伝Ⅱの桁数等は「e飛伝Ⅱ 出荷データ(CSV)標準パターン取込レイアウト(PDF)」参照
  4. お客様コード
    特になければ空欄のままで結構です。
    ※空欄の場合は、e飛伝Ⅱに設定されているお客様コードとなります。
  5. 荷送人関連情報(No.11 部署・担当者・No.12 荷送人電話番号)
    「(荷送人の)部署・担当者」「荷送人電話番号」に固定値で設定します。
    ※e飛伝Ⅱの桁数等は「e飛伝Ⅱ 出荷データ(CSV)標準パターン取込レイアウト(PDF)」参照

  6. ご依頼主関連情報
    ご依頼主の電話番号、郵便番号、住所、名称を固定値で設定します。
    ※e飛伝Ⅱの桁数等は「e飛伝Ⅱ 出荷データ(CSV)標準パターン取込レイアウト(PDF)」参照
  7. 品名関連情報
    必要に応じて固定値で設定して下さい。
  8. 出荷個数
    固定値で設定します。
    特に問題なければ1のままとします。
    ※空欄の場合、e飛伝Ⅱは1として取り込みますが、その際メッセージが出ます。
  9. 便種関連
    テンプレートでは、以下の内容となっています。
    特に問題なければそのままとします
    [No.26 便種(スピードで選択)]=000(飛脚宅配便)
    [No.27 便種(商品)]=001(指定なし)
  10. 配達日、配達指定時間帯、代引金額
    これらの項目はテンプレートの内容を変更しないで下さい
    [No.28 配達日]=[ヘッダ-/納期]
    [No.29 配達指定時間帯]=[ヘッダ-/時間指定(NE)]
    [No.31 代引金額]=[ヘッダ-/代引き金額]
  11. その他
    必要があれば固定値で設定して下さい。
    特になければ空欄のままで結構です。

変更が終われば、[登録]ボタンを押して設定を保存して下さい。


e飛伝Ⅱ上でも内容は修正可能です。
データ連携で指定出来ない内容がある場合は、e飛伝Ⅱ上で修正し運用して下さい。


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発送番号を反映する為の設定手順

配送番号反映設定は、送り状ソフトの発送実績ファイルから、在庫スイートクラウドの出荷データに配送番号を反映する為の設定です。
[ツール]→[その他管理者設定]→[配送番号反映設定]より、配送番号反映設定画面を表示します。
配送予定データ・配送番号反映設定画面が見当たらない時はこちら

e飛伝Ⅱ向けには、以下の説明に沿って設定して下さい

  1. 定義名
    本設定を呼び出す際や、設定を利用して配送番号反映を行う際に使用します。
    他の設定とは異なる名称として下さい。
  2. お客様管理番号-在SC項目
    「伝票番号」または「元伝票番号」のうち、配送予定データで出力した内容を設定します。
  3. お客様管理番号、配送番号、1行目無視
    ・お客様管理番号=3
    ・配送番号=1
    ・1行目無視=ON


設定が終われば、[OK]ボタンを押して保存して下さい。


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